あなたのすきなところ100こ言わせて

関ジャニ∞さんがすきです/安田担/24歳

クソオタクが普通の20代女性のコスプレを始めた話

 こんにちは。わたくし、あやと申します。某関ジャニ∞安田章大さんと突然の出会いを果たし、約2年。現在24歳、あと一ヵ月も経てば25歳!彼氏なし(歴5年)、仕事はイマイチ、金なし、決して美人ではなく家庭的でもない、何もかもが中途半端なクソ女!こりゃあ一大事!冴えない気持ちで日々を鬱々と過ごし、唯一の心休まる瞬間は布団の中でぬくぬくしながら自担のかわゆい笑顔の画像を見ているとき!です!そんなヤバイ奴がみんなの夢に出てくるぞ!?わあああああみんなにげてえええええええええええ


 2016年わりと最悪でした。(唐突)


 とりあえず1年を振り返る。

1月…元気コン福岡、大阪参戦。安田章大はんへの思いが深まる。

2月…安田章大はんの結婚のウワサで精神が死んだりいろいろ考えて生き返ったりしてたら24歳になっていた。フラジャイルを見て「死なないでええええ」と大泣き。すばるくんの『歌』を聴いて、すばるくんのカリスマ性にひれ伏す。

3月…社会人になってから初の部署異動。支店勤務。ほんの少しのやる気とものすごく大きな不安を抱え、新部署での業務にあたる。客に散々ボロクソにされ、「ここにはAKBみたいな子がいないから解約するわ」と言われ定期を解約される。しまいにはポイント10倍デーの日にドラッグストアの店員にポイントを付け忘れられたせいで精神が完全に死に、二晩ぐらい大泣きし「あのくそオヤジ絶対見返してやる!」と燃え上がりダイエットを開始。

4月…ダイエットで始めたランニングがいつしか仕事でのストレスの捌け口となり、ジムでイケメンカメラ目線陸上を見ながらひたすら走る。走り続ける。祝☆スキャナー公開。佐々部悟のクレイジーさと弱さを併せ持ったその人間性にゾッコン。クレイジー殺人鬼の自担!死ぬまでに見れてヨカッター!世界サンキュー!

5月…マジで仕事をやめることを考え始める。

6月…ノルマで精神が死ぬ。鬼電の甲斐もなくリサイタル一般に落ち『夏はお金ためて、冬会いに来てなぁ』と自担に言われる夢を見る。職場に出入りする業者の人(28歳)と偶然にも相席居酒屋で出会い、LINEをはじめる。乙女モード突入。4㎏の減量達成。

7月…気になる人と食事へ。ガンガン(当社比)押す。手ごたえがなくのれんに腕推し状態でもとりあえず押す。

8月…めちゃめちゃ遊びまくる。大学の友人たちと朝4時まで飲んで飲まされゲロを吐く。好きな人とも飲みに行く。特にラブアクションも起こせず凹んで終わる。リサイタルにも地元の花火大会にも行けず、オタ垢ではリサイタルを楽しむツイートばかり、リア垢では彼氏と花火に行く友人たちのツイートばかりでうんざりする。おひとり様を満喫しすぎてひとりでシンゴジラを観にいく。

9月…ガチで嫌気が差して転職することを決める。公務員試験の勉強を始める。カープをみにいく。私が行ったときだけ負けたので「お前のせいや」と友人たちから責められ精神が死ぬ。好きな人は相変わらず脈なしで、アプローチするのも疲れたので、LINEをいきなりぶっちぎる。勝手に恋して勝手に失恋。職場で、嫌いな同期に似ていると言われ過ぎて自分のこともどんどん嫌いになっていく。

10月…休日が試験やらイベントでつぶれる。公務員試験の勉強に早くも疲れる。安田離れが顕著となり、ファンクラブ更新をやめると決めた矢先に『コンサートやるでー!!!!』と案内が届き、その郵便物を見た瞬間、まるで元彼を思い出したかのように気持ちがぶわぁっとこみ上げ慌てて更新。やっぱり、腐ってもオタク。

11月…ノルマのせいで精神が死ぬ。「アイアムアクイーン!!!!!!!!!!」とトイレで叫ぶことで、なんとか精神を保つ。
   
12月…地元の友人たちと温泉旅行、終わらないノルマ、友人たちとごはん、終わらないノルマ、るんるん気分で東京ショッピング♪、終わらないノルマ、ノルマ、ノルマ……
エイタメ東京17日参戦後、楽しかった思い出の世界と終わらないノルマしかない現実世界とのギャップで精神が完全に死ぬ。夜中から朝にかけて涙が止まらなくなり、家族にマジで心配される。結局、月末ギリギリでノルマを達成し、無事年末を迎える。祝☆俺節決定。


控えめに言っても精神死に過ぎてない?

 今年がマジで最悪だったというのは、自分のことを徹底的にハチャメチャ嫌いになった1年だったから。
私は元々自分のことが嫌いだ。不細工かと言われればそうでもないけど、美人ではない。スタイルは確実に悪い。気も利かない。頭が固く融通が聞かない。うまく世渡りできない。そしてずぼらでガサツ。
 
 最大に最悪なのはネガティブさ、それゆえの卑屈さ。
楽しそうな人を見れば『わたしなんか全然楽しいことないのに…』。彼氏の話をしている人がいれば『あーあ。私はあのこと違って彼氏なんかいないし、好きになってくれる人もいない。そんで永遠に独りなんだろうな…』……いま書いてるだけでウッってなったよ。
 
 余談ではあるが、どうして私の正確がぐりんぐりんに捻じ曲がってしまったのかといえば、あまり人のせいにしたくはないが、少なからず母のせいだと考えている。彼女は私を否定するような言葉をよく投げつけてくる人間だ。そりゃあ、ノルマだけ厳しく給与の低いような企業に入り、見た目も大して美人でなく、素敵な彼氏もおらず、孫を見せてくれるのがいつになるかも分からないのに、ヤスダとかカンジャニエイトとかジャニーズに夢中で休日はずーっとダラダラしてる干物娘を見れば腹も立つだろう。親孝行からはあまりにも遠ざかりすぎている。 
 「デブ」や「ブス」は当たり前、「あんたってほんとに…」は枕詞。
言われ過ぎて慣れていたし、そんなやりとりが普通のどの母娘にもあてはまるコミュニケーションだと思っていたのだが、その言葉によって私のHPはゆっくり確実に削り取られていたのだろう。
 そんなある日、ニュースを見ていたら『毒母』という言葉を耳にした。意味を知るうち、それが母にも少なからず該当している言葉なのだと知った。テレビで紹介されていた事例ほど酷いものでないとはいえど、怒りは沸々と湧いた。「母のせいで私はこんな性格になってしまったんだ」と母を猛烈に恨んだ。
 その直後、廊下で母と顔を合わせたのだが「あんたってほんとデブ」といつものように貶された。その瞬間私が選んだのは、『だいばくはつ』。瞬間でブチ切れて、「うっせんだよこの毒母が!」的な超絶口汚い言葉を投げつけたまま部屋に篭り、泣いた。彼女とはそれから3日くらいまともに口を利かなかった。直接口を利かない私に、LINEで詫びてきても無視。今まで何か言っても特に反論もせず泣きもしなかった娘の突然の反抗に彼女は戸惑い、そして何かに気づいたようで、以前のように私を貶すことは大幅に減ったのだった。めでたしめでたし。



 余談ながい(笑)つらつらと母について書いてみたが、結局のところ『母が毒母である』ということと、わたしが2016年を鬱々と過ごしたことについては直接的な関連性がない。最大の原因は『人にあるものを羨ましがるだけで、自分を変えられない』ということでしかなかったと、これに尽きる。
 

 そんな私に、11月くらいから変化が起き始める。
 11月中旬、雨宮まみさんの『女子をこじらせて』という御本を読んだ。これはこじらせ女子という言葉の生みの親である雨宮さんの半生を赤裸々に語ったエッセイなのだが、まるで私自身の思考をそっくりそのまま書いたのではないかと錯覚するくらい、本に書かれていること全てに共感せざるを得なかった。
 自分の女性性にコンプレックスを抱え、口癖は『私なんて…』。自分のことを愛せず、愛してくれる人に出会えばその人に不信感を抱き、そんな現状を変えるための努力も端から無駄だと考えなにも行動できない。そんな、雁字搦めになった、自分。
 本を読みながらぼろぼろ泣いた。こんなにも自分に寄り添ってくれる本に出会ったことはない。こんなにも孤独を分かり合ってくれる本があったなんてと、とても嬉しく思ったのだった。


 ちょっとスピリチュアルな話になるのだが、『女子をこじらせて』を読んだのが一つめの転機とするなら、二つ目の天気はその数日後、某占い師の方の講演会に行ったことであろう。某ananなど有名雑誌でよく名前をお見かけする彼女が地元に来ると知った私はハチャメチャにテンションが上がり、友人と連れ立ってその方の講演会に出かけた。講演会では、文字や数字がびっしりと羅列された一枚の用紙を渡され、例に倣って各々がマインドナンバーを出した。その際に知った自分のマインドナンバーは『4』だった。意味はQueenであるという。Queenの欄を見ると説明がびっしりと書かれていた。

 『あなたは幼い頃からカリスマ性があり、いつまでも注目の的。あなたのファッションや言動は流行の発信源となることも。(中略)地位や権力金運に恵まれ、企業家や玉の輿、成功者も多く、あなたが今の環境に満足していなかったり自分らしく生活できていないと思うなら見直す必要があります。好きなことや得意なことを伸ばすことで豊かになります。だってあなたは女帝なのだから人の顔を気にしたり、我慢は禁物です』

 読み終えた私の頭の中を強烈な電流が駆け巡る。

 「普通の女の子とは違って私は可愛くないから流行に乗ったって意味ない。男なんて私を愛さないし見向きもしない。だったら一人で生きていかなくちゃ。お金を無駄になんてできない。いろんなことを我慢しなきゃ。この先不安しかない将来のために備えておかなきゃ。」
それが私の基本的な思考だった。ものすごく悲観的で生きていることが楽しくなさそうな思考である。だが、それが変わった。
『あなたは女帝なのだから』その一言に動かされ、ぬかるんだ地面ばかりを見て生きていた人間が、初めて青空を見た、たぶんそんな感じ。涙が出るほど心が動かされた。

 結局、現状に満足できていないのに、不満を無理やり押さえつけ息を殺してひっそり生きようとしても、不満はするすると頭をもたげて、目の前をちらつく。だから、毎日が鬱々としていたんだなーとそのとき痛感した。そりゃそうだ、自分の思考や生き方に「これでいいのだ」と某パパのように納得さえしていれば、鬱々することすらなく淡々と日々をこなせるはずだったのだから。普通の人ならすぐにでも分かるような、そんな簡単なことに、私はやっと気がついたのだった。

 変わりたい!変わらなきゃ!そんな思いが12月末に大爆発。そういうわけで、今までの「○○は私には無意味」みたいな変な固定観念をとりあえず取っ払うべく、まずは自分が我慢した欲しいものをとりあえず全部買おう、今まで諦めてたけどやっぱりやりたいと思ったことはやろう。そう決めた。

①髪を染める
②可愛いコートを買う
③可愛い鞄を買う
④パーマをあてる

以上4つが、12月末に行なったことである。

しょっぼ

 皆さんそう思ったでしょ~~~~~。
こじらせ女の(というか私の)怖いところって、世の女の子が「これやってみよう」「あれ買ってみよう」みたいな軽く身構えずにできることを、自分には許されたものではないと勝手に思い込んでしまうところである。
私だって人並みに、身なりには気をつけているし、髪だってめっちゃ綺麗にしてる。でも、私だって実は願望くらいあった。
そんな最低限身なりを整えてるとかじゃなくて、歳相応のお洒落がしたかったのだ。雑誌に出ているモデルさんみたいに可愛いゆるふわカールの茶髪を揺らして白いコートを着て、可愛い鞄を持って歩きたかったのだ。
私はそんな願望に蓋をして押さえつけていた。黒髪ストレートの髪を一つにくくって、セール品のあんまり気に入らないような無難な鞄を持って、これ何年目だっけ?みたいなコートを着て街を歩いたって、結局隣を歩く可愛い友達と比較して惨めさでしんどくなっただけだった。だから、とりあえずすぐに行きつけの美容院に電話をして髪を染めた。そこから怒涛の自分クラッシュが始まったのだった。

黒髪ストレート
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ユナイテッドアローズで白コートを買ったよ
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5年ぶりの茶髪になりました!ケイトスペードでカバンも買ったよ~。
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人生初パーマ!
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 長々と書いたら疲れました。(笑)
気が向いたら後編書きます。後編は、メイクを変えた話と、人生初の街コンに行った話をしようと思います。
ぶひぶひ。